FAQ

今井電機株式会社へのよくあるご質問を以下にご紹介しております。

  • 油入変圧器は製作可能ですか?

    弊社の製作する変圧器は全て乾式変圧器のみとなりますので、申し訳ありませんが製作することは出来ません。

  • トランスに定価はありますか?

    トランスの定価設定はしておりません。

  • トランスの1次と2次を逆に使用することは出来ますか?

    逆接続を考慮した設計になっていませんので、推奨出来ません。

  • トップランナー変圧器は製作できますか?

    現在、乾式自冷トランスにはトップランナー基準は適用されておりません。
    弊社トランスは乾式自冷タイプとなりますので、トップランナートランスは製作出来ません。

  • CCC(中国)認証のトランスは製作できますか?

    トランスはCCCの対象外となります。中国向けトランスの場合、IEC規格に対応したトランスを推奨しております。

    (弊社シリーズ IEB1・IUH1・IEH3)

  • トランスの励磁突入電流とはどのような現象ですか?

    トランスの1次側に電源を投入した際に、瞬間的に大電流が流れることがあります。鉄心の磁気飽和に起因する過電流を励磁突入電流と呼びます。励磁突入電流の第1波波高値は定格電流値の数十倍に達する場合があることから、トランス1次側へ接続された保護装置等の誤作動を引き起こす可能性があります。1次側の保護装置選定の際は、励磁突入電流の数値を考慮する必要があります。

  • 変圧器の寿命はどれくらいですか?

    使用環境にもよりますが、一般的に20年と言われています。

  • RoHS2に対応していますか?

    2018年度中に禁止10物質全製品対応となります。

    禁止物質 規制濃度(閾値)
    0.1wt%(1,000ppm)
    水銀 0.1wt%(1,000ppm)
    六価クロム 0.1wt%(1,000ppm)
    PBB(ポリブロモビフェニル) 0.1wt%(1,000ppm)
    PBDE(ポリブロモジフェニルエーテル) 0.1wt%(1,000ppm)
    カドミウム 0.01wt%(100ppm)
    ★DEHP(フタル酸ジ-2-エチルヘキシル) 0.1wt%(1,000ppm)
    ★BBP(フタル酸ブチルベンジル) 0.1wt%(1,000ppm)
    ★DBP(フタル酸ジ-n-ブチル) 0.1wt%(1,000ppm)
    ★DIBP(フタル酸ジイソブチル) 0.1wt%(1,000ppm)

    ★は新規追加物質

  • 静電シールド(混色防止板)とはなんですか?

    巻線間、巻線コア間に生じる静電結合を低減させる為に、コイルの一次巻線と二次巻線の間に挿入する導体を示します。シールド板を接地することにより、ノイズの低減、高圧回路と低圧回路の混色防止の役割を果たします。

  • 60Hz専用設計品を50Hzで使用できますか?

    トランスが過励磁となり、過熱・損傷に至る可能性がある為、使用することができません。

  • 単巻変圧器で製作した場合のメリットとデメリットを教えてください。

    メリット
    複巻変圧器に比較して、小サイズ・低コストで製作可能です。1次電圧と2次電圧の差が小さいほど、上記メリットは大きくなります。そのため、同容量でも電圧差によって外形サイズが異なります。上記以外に、「電圧変動率が小さい」・「効率が良い」というメリットがあります。

    デメリット
    複巻変圧器と比較して短絡電流が大きくなります。1次巻線と2次巻線が絶縁されていない為、高圧側で異常があった場合、異常電圧が低圧側に直接侵入し易く、危険性が高いです。

  • タップ電圧の前に付いている記号(R,F)はどういう意味ですか?

    Rは定格タップ。Fは全容量タップを示しています。RあるいはFの付いているタップは変圧器定格容量で運転が可能です。記号が付いていないタップは低減容量タップといい、定格容量で運転することが出来ません。使用可能な電流値は一番近い、RあるいはFのタップの電流値が適用されます。

    例)1φ10kVA 2次電圧180/R200/F220の場合

    タップ電圧(V) 180 R200 F220
    二次電流(A) 50 50 45.5
    容量(kVA) 9 10 10
  • 変圧器2次側(1φ0Vや3φN端子)は接地すべきでしょうか?

    設備状況により異なります。低圧から低圧への変圧の場合は感電防止のため、2次巻線の一端設地は行わない方が良いと考えられています。ただし、ELCBの確実な動作確保や、対地電圧抑制等の明確な理由がある場合は行っても問題ありません。

  • 低圧から低圧への変圧時に2次巻線の一端接地をしない方が感電防止になるのは何故でしょうか?

    巻線の一端接地を行うと、対地電圧が発生します。対地電圧≒接触したときに人が感電するときの電圧となりますので対地電圧が低いほど感電の危険性を抑えることが出来ます。感電保護の観点では対地電圧が発生しない非接地の方が安全といえます。

  • 電源が三相5線式の場合、変圧器の1次側中性端子台やフレームアースに接続をした方がよいでしょうか?

    中性線接続について➡接続はしなくてもよいと考えます。

    アース接続について➡接続した方がよいと考えます。

    我々では判断できないことになりますので中性線及びアースの接続については現地の電気主任技術者に確認の上、ご判断してください。

  • トランス運転時の許容周囲温度を教えてください。

    -5℃-40℃となります。一部最高温度が25℃の製品があります。

こちらに紹介されていない場合はお電話またはお問い合わせフォームをご利用ください。

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